「また怒らせてしまった」「嫌われたかもしれない」
誰かの怒った顔が頭から離れず、夜も眠れない夜がある。そんな経験、あなたにもないだろうか?
先日、いつも立ち寄るお店で、ちょっと胸に刺さる出来事があった。
今日はそのことを、あなたにも話したいと思う。
もし今、誰かの言葉に傷ついているなら、少しだけこの先を読んでみてほしい。
夜の止まり木で聞いた、ひとりのママの話
その夜、いつものスナックに顔を出すと、馴染みのママがどこか元気がなかった。
「どうした?元気ないね」
何気なく声をかけたら、ぽつりぽつりと話してくれた。
「止まり木(とまりぎ)」とは?羽を休める場所を指します!
社会の荒波で日々戦う自分を休める場所の事で、今回のテーマでは「スナック」を指します
怒りが怖いママの悲しみ
前日、お客さんに怒鳴られたのだという。
しかも、自分の存在を否定されるような言葉まで浴びせられたと・・
接客業をしている人なら、きっとわかるはずだ。
怒鳴られることより、「あなた自身がダメだ」と言われるような言葉の方が、ずっと深く刺さる。
ママは笑顔を作ろうとしていたけれど、目が笑っていなかった。
その怒りは、あなたへの愛情かもしれない
ママの訴えは止まらなかった・・
お客に言われた言葉が相当つらかったのだろう
怒りが怖かったのでしょう
怒りはママの為では?
私はしばらく聞いてから、こんなことを伝えた。
「そのお客さんの言ってることは、もっともだと思うよ。実は俺も、このお店に来るたびに、ちょっと不満に感じることがある。
それでも毎回来るのは、ママのことが好きだし、このお店も好きだからだよ。
きっと怒ったお客さんも、同じなんじゃないかな?
人が本気で怒るときって、すごくエネルギーを使う。
そのエネルギーをわざわざ使ったということは、ママとこのお店のことを、まだ見捨てていないってことだよ。好きじゃなければ、怒らずにただ来なくなるだけだから。
俺はこれからもここに来るし、ママに会いに来る。それはここが好きだから。
だからこそ、見直してほしいことがあるのもわかってほしい」
そう話し終えたとき、ママは大号泣していた。
怒られたことへの悲しみじゃなく、「まだ見捨てられていなかった」という安堵で・・・
怒りの裏側にある、意外な心理
心理学的にも、「怒り」はエネルギーコストの高い感情だとされている。
無関心な相手には、人はそもそも怒らない。期待していないから、失望もしない。
それが無関心なのだ
怒りは関心の裏返し
でも、怒るということは裏を返せば——
- まだその人に期待している
- 関係を続けたいと思っている
- 変わってほしいと願っている
そんな気持ちの表れでもある。
もちろんすべての怒りがそうとは言い切れない
理不尽な怒りも、たしかに存在する・・
けれど、「なぜこの人はわざわざ怒るのか」と一度立ち止まってみると、見えてくるものが変わってくるだろう
それでも、逃げていい怒りもある
誤解してほしくないのだが、すべての怒りを受け止める必要はない!
- 暴言
- 人格否定
- 支配的なコントロール
そういう怒りからは、迷わず距離を置いていい。
それは愛情でも期待でもない
ただの攻撃なのだから!
自分の気持ちに素直になる
大切なのは、
「この人との関係を、これからも続けたいか」
という、自分の気持ちに正直になること!
続けたいなら、怒りの奥にあるメッセージを受け取ってみる。
もう終わりにしたいなら、受け取らなくていい・・
その判断は、あなただけができる!
ぶつけられた熱量を、愛として受け取る勇気
もし今、誰かの言葉に傷ついているなら、こんなふうに考えてみてほしい。
「この人はなぜ、わざわざ私に怒ったのだろう?」
無関心なら、人は黙って去っていく。怒鳴るより、離れる方がずっと楽だから。
怒りの捉え方を変えてみる
それでもあなたにぶつかってきたのは、もしかしたら不器用な「まだここにいたい」というサインなのかもしれない。
もちろん、すぐには受け入れられなくていい。傷ついた気持ちは本物で、それを無視する必要はまったくない。
ただ、少し時間が経ったとき——。
そのエネルギーを「怒り」ではなく「熱量」として、もう一度眺めてみてほしい。そこに、思いがけない温度が見つかることがある。
まとめ 怒られるのが怖い
嫌われることを恐れながら、それでも誰かのために一生懸命でいるあなたは、十分すぎるくらい頑張っている。
完璧じゃなくていい。怒られることだってある。それでもあなたの場所に、また来てくれる人がいる。
私は、そんなあなたの味方だ。
今日もお疲れさまでした。
※ この記事は、実際の体験をもとに構成しています。登場する方のプライバシーに配慮し、一部の表現を変更しています。
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