【兼六園】は石川県金沢市が誇る名園で、日本三名園の一つにも挙げられています。
そんな【兼六園】は、金沢のおすすめ観光スポットとして挙げられる有名な観光地です。
その人気と知名度は高く、金沢観光地ランキングでも常に上位に君臨しています。
そんな兼六園は四季折々の表情を魅せ、一年を通して観光客が訪れる人気の観光地です。
今回は、石川県金沢市の「兼六園」の魅力について詳しく紹介していきます。
この記事を読み「兼六園」に興味を持っていただけたら幸いです
兼六園の景色を満喫できるシーズンは?
【兼六園】は「日本三名園」に数えられているだけではなく、「ミシュラン観光ガイド」で最高評価の3つ星に選ばれるほどなのです。
そんな「兼六園」には四季折々の表情があります
ここからは「兼六園」を訪れる際の参考になるよう、とくにおすすめな季節の顔を紹介します。
ぜひ、観光に来るタイミングの参考材料にしてください。
兼六園の桜で花見
春には桜の名所として、花見に訪れる人がいっぱいいます。
それもそのはず、兼六園は【日本さくら名所100選】にも選ばれているのです。
ソメイヨシノやヒガンザクラなど、さまざまな桜の数が約400本!
100選に選ばれるのに相応しいですね!
また、花見のシーズンには無料開放とともに、夜間にはライトアップがされます。
そのため、平日でも混雑は避けられません
入園は7時からなので、朝早く行くのがおすすめです!
兼六園の雪吊りは冬の名物
秋になると、【兼六園】の木々が紅葉で様々な彩を見せてくれるでしょう。
そして、冬の風物詩の一つ、【雪吊り】の準備もタイミングがあえば見られます!
美しい木々が降雪から守るため、職人達の手によって施される様子が圧巻です
「雪吊り」が施された松の木に雪が積もった姿も風情があります。
また、枝に積もった雪が重みで落下し、それが池に落ちて波紋が広がる様には癒されるでしょう!
ぜひ、冬の兼六園に訪れて下さい!
兼六園は無料開放期間を狙う!
【兼六園】では1年を通じて、定期的に【無料開放期間】が設けられています。
最近では、花見の季節には4月5日~11日(2024年)に無料開放されました。
また、無料開放期間は21時半まで、開園時間が延長(通常は18時半)されています。
その期間中は夜間にライトアップもされ、幻想的な兼六園をみる事ができます。
このようなタイミングをうまく利用し、兼六園を堪能してください!
▼兼六園の無料開放の情報は こちら▼
兼六園の入口と入園についての案内
ここでは、【兼六園】の入口や営業時間、入園料についてまとめました。
◆金沢城から近い
- 桂坂口:後述する「兼六駐車場」から一番近い
- 桜ヶ岡口
- 蓮池門口
- 真弓坂口:ここは城から少し距離があります
◆坂を上がった所
- 上坂口
- 小立野口
- 随身坂口:「金澤神社」の前にある入口
▼金澤神社についてはこちら▼
季節によって、営業時間が変動します。
訪れる際の事前確認は必須です!
◆営業時間
3月1日~10月15日 7時~18時まで
10月16日~2月末日 8時~17時まで
※どちらの営業時間も入園は閉演時間の30分前まで
◆入園料
大人:320円(団体 250円)
小人:100円(団体 80円)
兼六園ライトアップや雪吊りなど見どころ満載
【日本三名園】に数えられるだけの事はあり「兼六園」には見どころが数多くあります。
そして、多くの名スポットが訪れる方々を魅了しています
そんな中から、ここはおさえたい【名スポット】をいくつか紹介します。
ぜひ、映える写真を撮ってください!
【兼六園】のシンボル徽軫灯籠
【徽軫灯籠(ことじとうろう)】は、「兼六園」のシンボルと言っても過言ではありません!
そんな「徽軫灯籠」は、観光に訪れた方々が写真を撮るために順番待ちしています。
さらに、見る場所が変えると違った魅力があります。
【兼六園】を訪れた際、「徽軫灯籠」は必ず見ておきたいスポットの一つでしょう。
過去には国民的アニメ「サザエさん」のオープニングでも流れていました。
【兼六園】を代表する唐崎松
こちらも兼六園のシンボル的存在の一つ【唐崎松(からさきのまつ)】
上の写真は、先ほどの「徽軫灯籠」から見える場所から撮った「唐崎松」で、筆者のおすすめ写真スポットです。
ここからだと、灯籠と一緒に写真に収めることができます!
また、松の緑が深まる夏もいいですが「唐崎松」が職人達の手によって【雪吊り】が施されている、雪のシーズンも見ごたえあります。
【兼六園】霞ヶ池の水面に映る景色が最高
「徽軫灯籠」と「唐崎松」を有する【霞ヶ池】。
「霞ヶ池」を1周回ると「徽軫灯籠」と「唐崎松」を、さまざまな角度から見られます。
特に「霞ヶ池」の水面に映る「唐崎松」が、何とも美しく幻想的です。
ライトアップもされた時もいいし、快晴時に青空と唐崎松が映る時も見ごたえがあるでしょう。
池に氷が張った時もいいですが、池に写る松が見たいなら暖かい時期に!
兼六園の見どころは まだまだある!
前述したポイントは、「徽軫灯籠」「唐崎松」「霞ヶ池」がまとまっているので、池の周りをグルッと1周すれば、色々な角度から楽しむことができます。
ここからは、この3カ所から少し離れた、おすすめポイントを紹介します。
翠滝と瓢池のほとりではお茶を楽しめる
「兼六園」の【蓮地門口】から入園したら、目の前には【瓢池】と【翠滝】が広がっています。
また、「瓢池」のほとりにある【三好庵】では、加賀料理や抹茶を楽しむ事ができます。
「三好庵」でゆっくりと「瓢池」を眺め、「翠滝」の音をBGMに一息つけば、広い兼六園を歩き疲れた体を休めるのに丁度いいでしょう!
瓢池にそびえ立つ海石塔
【海石塔(かいせきとう)】は、「瓢池」にある小島にたっています。
この「海石塔」が ここにある理由が定かではなく、さまざまな説が唱えられています。
・豊臣秀吉が前田利家に送った
・前田利常が造らせ、金沢城にあったものを移した
(前田利家の四男)
いずれの説にしても、歴史上の偉大な人物が関わっている石塔であることに間違いないですね!
兼六園の噴水は日本最古
日本最古とも言われている【兼六園の噴水】
水の高さは約3.5mで、【霞ヶ池】を水源としています。
そのため、池の水面の高低差によって水圧が変化するので、噴水の高さの変化も楽しめるでしょう!
この噴水は1861年に、「金沢城内の二の丸に水を引く為に試作されたもの」として伝えられています。
「日本最古」と言われていますが、勢いよく水柱を作り上げる噴水は圧巻です!
鶺鴒島では人生の儀式を表現している
【鶺鴒島】は、ここまで紹介したポイントからは少し離れた場所に位置しています。
◆人生の儀式を表していると言われている「鶺鴒島」
- 陰陽石:誕生
- 相性の松:結婚
- 五重の塔:死
これらを人生の三儀式として表し、一つの島として造られています。
残念ながら島に渡ることはできませんが、水辺を挟んで眺めるだけでも美しい小島の見ごたえ十分でしょう。
しかも、写真映えも間違いなしです!
兼六園へのアクセス
◆兼六園インフォメーション
住所:石川県金沢市兼六町1
TEL:076-234-3800
(石川県金沢城・兼六園管理事務所)
車で兼六園に向かう場合の目安は、金沢駅から約10分です。
▼金沢駅と駅周辺についてはこちら▼
兼六園の駐車場
【兼六園周辺】には、たくさんの駐車場があります。
そのなかでも、筆者がおすすめするのは【兼六駐車場】です。
兼六園までのアクセスがいいのはもちろん、屋内駐車場なので雨や雪の日でも安心です!
また、最寄りのインターチェンジからの動画を添付したので、参考にしてください。
▼最寄りのICから兼六駐車場へ▼
金沢駅から兼六園に行く方法
公共交通機関でおすすめは【城下まち金沢周遊バス】です。
発着は【金沢駅】ですが、金沢市の主要な場所に停留しながら周遊しているので、さまざまな目的地に合わせて利用できるため、大変便利な交通機関と言えるでしょう!
「金沢駅兼六園口(旧 東口)」の6番乗り場より、15分間隔で周遊バスが出ています。
「右回り」「左回り」ルートがありますが、「右回り」が少し兼六園に早く到着します
◆乗車賃
- 大人:210円
- 子供:110円
◆1日フリー乗車券
- 大人:800円
- 子供:400円
まとめ
【兼六園】の見どころと、アクセスについて まとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
この記事をみて、「兼六園」に訪れてみようと思ってもらえたら幸いです!
※注意
2024年1月1日の能登半島地震の影響で、一部規制されている場所があります。
これは「兼六園」に限った事ではありません。
石川県を訪れる際には、事前に調べてから計画を立てましょう。
動画ではブログでお伝えできなかった場所も散策しているので、チェックしてください!
また、写真だけではなく、自然の動きがある兼六園も楽しめます。
ブログと動画、両方から兼六園の魅力を感じてください
▼「兼六園」散策動画▼
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